■ 布教の家「新潟寮」
布教の家とは?
「布教の家」とは布教をするための練習場、研修所ではありません。布教を実践する場所です。
天理教布教の家は全国に16ヶ所あり、それぞれの地域に於いて、天理教の布教師が日夜、布教を行っています。
期間は1年と限られてはいますが、ここでの経験はそれぞれの地元に帰ってからの教会での活動の上でかけがえのない経験となります。
また、その後も現地に残り、布教を続ける人も数多くいます。
布教の家:新潟寮
布教の家新潟寮のある新潟市は産業・交通の拠点であり、来年(平成十九年)に政令指定都市となり日本海側最大の都市です。現在も県内各地や隣接県から人口が流入し、街は発展を続けていますが、住民は人情味豊かな県民性を失っていません。
しかし新所帯が多いせいか、人々の宗教心があまり耕されておらず、宗教未開拓地域ともいえます。また人口に対して教会数が少なく、天理教布教師が足りないのが現状です。寮のある新潟教務支庁はJR新潟駅から徒歩七分という市街中心部の住宅地に所在し、布教地としては最適な立地環境にあります。
そして、寮長や育成委員が行動力のある若手教会長に若返ったのを契機に、「新生新潟寮」として体制を改革し、寮ОBを中心としたカウンラーも加わって、寮生の指導・支援に当たっています。また特筆すべきは、映像を駆使して分かりやすく教理を学べる「教理勉強会」や祭儀・雅楽などの「実践研修会」そして先輩布教師による「布教体験講話」など充実した研修会を帰寮後の時間に定期的に行い「文武両道」ならぬ「布教実動と教義研修」を寮の柱とした新しい布教寮の形を目指しています。